STARSHIP内製チームと外部作家陣のコラボ体制。Electric Shock期のSM的なシンセポップから、ダンサブルなダンスポップへ。各タイトル曲ごとにサウンドの幅を持たせつつ、「強い女性の宣言」という歌詞テーマで統一感を維持しています。
COMPARE / ガールズ
IVE・LE SSERAFIM・NewJeans・aespaの違い — 第4世代ガールズ4組比較
K-pop第4世代を代表する4組のガールズグループ。同じ時期に活躍しながら音楽性・コンセプト・事務所・日本活動がまったく異なります。比較表・チャート実績・サウンド・日本活動・ファンダム特徴・どのグループを選ぶかの診断フローまで一冊にまとめました。
- 4対象グループ数
- 4比較軸
- 2026-07-11最終更新
4グループ一目でわかる比較表
| グループ | 所属・デビュー年 | メンバー数 | コンセプト軸 | 入口曲 | 日本人メンバー |
|---|---|---|---|---|---|
| IVE | STARSHIP・2021年11月 | 6人 | 自己肯定・高級感・毎曲ヒット | LOVE DIVE / I AM | レイ(日本) |
| LE SSERAFIM | SOURCE MUSIC(HYBE)・2022年5月 | 5人 | 強さ・恐れない・成長物語 | ANTIFRAGILE / EASY | サクラ、カズハ |
| NewJeans | 旧ADOR(HYBE)・2022年8月 ※2024年末に契約解除、活動状況流動的 | 5人 | 自然体・日常感・脱コンセプト | Super Shy / Ditto | なし(英語圏バックグラウンドのメンバーあり) |
| aespa | SM Entertainment・2020年11月 | 4人 | 近未来世界観・KWANGYA宇宙 | Next Level / Supernova | ジゼル |
IVE — 毎曲チャートを制する「私が主役」コンセプト
IVEはSTARSHIP Entertainmentの6人組(2021年11月デビュー)。「LOVE DIVE」「After LIKE」「I AM」「Baddie」「Accendio」と連続ヒットを記録し、第4世代ガールズグループの中でも楽曲クオリティの安定感で際立っています。「私が世界の主役」という自己肯定のコンセプトが全楽曲を貫いており、ブランドの一貫性が強みです。日本人メンバーのレイ(直井怜)が在籍。
楽曲の共通テーマは「自分自身の肯定と宣言」。LOVE DIVEは沼に落ちる恋愛を自覚的に楽しむ女性の視点、I AMは「私は私のままでいい」というセルフラブ宣言、Baddieは自分を悪く言う相手への痛烈な返答です。デビューから2年でGolden Disc・Seoul Music Awardsをはじめ主要賞を総なめにし、2023年には「IVE SHOW」という独自コンサートツアーを初開催しました。
日本活動も活発で、日本語バージョンと日本限定コンテンツが充実。レイの日本語発信もあり、日本のファンが入口を見つけやすい構成です。
LE SSERAFIM — 「強くあること」を体現するパフォーマンス集団
LE SSERAFIMはSOURCE MUSIC(HYBE傘下)の5人組(2022年5月デビュー)。「FEARLESS」「ANTIFRAGILE」「EASY」とリリースのたびにパフォーマンスの完成度を上げてきました。日本人メンバーとしてサクラ(元HKT48/IZ*ONE)・カズハ(中村一葉)が在籍し、日本公演と日本語コンテンツが4組の中で最も充実しています。
グループ名「LE SSERAFIM」はラテン語の「I'M FEARLESS」のアナグラム。「恐れないこと=強さ」という哲学的コンセプトは、デビューから現在まで一貫しています。特にEASYの「強くなければと思わなくていい、今のままで充分」というメッセージは、K-popファン以外にも広く共感を集めました。
Dance Practiceの完成度が4組の中でも評価が高く、振り付けの細部とフォーメーションの精度で追うファンが多いのも特徴です。サクラとカズハの日本語発信が多く、日本のファンがリアルタイムで情報を受け取りやすい環境が整っています。
NewJeans — 「普通っぽさ」という革新
NewJeansはADOR(HYBE傘下)の5人組(2022年8月デビュー)。ハイプやゴテゴテした世界観を排し、日常的な映像と親しみやすいポップサウンドで勝負した異端的アプローチが第4世代の中でも際立ちました。「Hype Boy」「Ditto」「Super Shy」はK-popの「聴きやすさ」の基準を更新した楽曲として評価されています。
制作プロデューサー250(イ・ジョンス)主導のサウンドは、2000年代のR&B・ハウス・ジャージークラブを現代的に解釈したもの。歌詞の日常性も際立っており、「放課後の雰囲気」「好きな人を見ているだけ」という素朴な感情を高い完成度で表現しました。この「脱K-pop的アプローチ」はビルボードHot100チャートインと欧米ファン層への拡大につながりました。
※ 2025年以降はADOR・HYBEとの法的問題により活動が不定期な状態が続いています。楽曲・動画は引き続き公式チャンネルで確認できますが、新規リリースについては公式SNSで最新情報をご確認ください。
aespa — SM×独自宇宙の世界観設計
aespaはSM Entertainmentの4人組(2020年11月デビュー)。「KWANGYA」と呼ばれる独自の仮想世界を設定し、アバター「ae(アエ)」との世界観を全作品で展開するSM発の近未来コンセプトグループです。「Black Mamba」「Next Level」「Savage」「Supernova」とボーカル×コンセプトの両立で評価が高く、4人のボーカル水準はSM系ならではの高さです。日本人メンバーとしてジゼル(内永亜怜)が在籍。
SMエンターテインメントの伝統であるボーカルトレーニングが活きており、カリナ・ウィンター・ジゼル・ニンニンの4人は歌唱・ラップ・ダンスをそれぞれ高い水準で持っています。特にウィンターとニンニンのボーカルは第4世代ガールズの中でも上位評価されることが多い。「Supernova」(2024年)は国内外チャートを席巻し、SMグループとしての存在感を改めて示しました。
KWANGYAの世界観を追うことでファンとして深みが増す構造になっており、「ロア(世界観設定)を読み込む楽しさ」はaespaならではの独自の体験です。
チャートパフォーマンスと主要実績(数字で比較)
| グループ | 代表チャート実績 | 主要受賞歴 |
|---|---|---|
| IVE | 「LOVE DIVE」Melon月間1位、「After LIKE」Gaon週間1位、「I AM」Melon・Gaon同時1位。ゴールデンディスクアルバム部門1位(2023年) | MAMA Awards・Seoul Music Awards・Golden Disc Awards複数部門受賞(2022〜2024年) |
| LE SSERAFIM | 「ANTIFRAGILE」Melon週間1位、「EASY」Billboard Global Excl. US Top 20圏内。Spotify K-pop週間再生数1位を複数回記録 | MAMA Awards Best New Artist(2022年)、Mnet Asian Music Awards Best Performance |
| NewJeans | 「Ditto」Melon月間1位・年間1位(2023年)。「Super Shy」Billboard Hot100 チャートイン。「OMG」複数カテゴリ同時チャートイン | MAMA Awards Best New Artist・Best Girl Group(2022〜2023年) |
| aespa | 「Next Level」Melon年間トップ5(2021年)。「Supernova」Melon月間1位・Billboard Global Top 40(2024年)。デビュー曲「Black Mamba」MV 2億回再生超え | MAMAおよびGolden Disc多部門受賞(2021〜2024年)、MTV Push Artist選出 |
4組ともMelonやCircle(Gaon)などの韓国国内チャートで1位を記録しており、実績の差は「国内チャート vs グローバルチャート」の重心の違いとして現れます。NewJeansとLE SSERAFIMはBillboardグローバルチャートへの露出が多く、IVEとaespaは韓国国内での累積ストリーミング数が特に大きい傾向があります。
サウンドとプロデューサーの違い
4組の音楽の違いは、バックにいるプロデューサーの方向性が如実に表れています。
Coiro・ANTIFRAGILE期はEDM的ドロップとK-popを融合したサウンド。「EASY」以降はポップ/ハウスへシフトし、欧米マーケットを強く意識した音作りに。HYBE LABELS傘下のグローバルプロデュースチームを活用しています。
ADORの制作陣とプロデューサー250などが中心。2000年代R&B・ジャージークラブ・ハウスを現代的にアレンジしたサウンドが特徴。歌詞は日常的・感情的で、K-popの「大きなメッセージ」から意図的に距離を置いています。
SM内製(Lee Soo Man期のSM世界観チームが主導)+外部作家。EDM×ボーカルの強力な組み合わせが基本。KWANGYAロアに基づいた歌詞世界が他3組との最大の差異で、ミュージカル的な物語性があります。
日本活動の比較
4組の日本での展開には大きな差があります。日本のK-popファンがどのグループを追いやすいかを比較しました。
| グループ | 日本デビュー | 日本語コンテンツ | 日本公演 | 日本人メンバーからの発信 |
|---|---|---|---|---|
| IVE | 2022年(日本デビューシングル「ELEVEN -Japanese ver.-」) | 日本語シングル複数、日本語ファンミーティング | 日本単独ライブ・ドーム公演実績あり | レイが日本語でも発信 |
| LE SSERAFIM | 2023年(日本シングル「FEARLESS -Japanese ver.-」) | 日本語バージョン多数、サクラ・カズハが日本語SNS発信 | 日本アリーナ・ドーム公演実績あり(4組中でも充実) | サクラ・カズハが日常的に日本語で発信 |
| NewJeans | 2024年(日本デビューシングル「Supernatural」) | 日本語曲・日本向けプロモーションあり | 2023〜2024年に日本公演実施。2025年以降は活動状況に注意 | 英語・韓国語での発信が中心 |
| aespa | 2023年(日本デビューシングル「Drama Japanese ver.」) | 日本語バージョンあり、日本語メンバーコンテンツ | 日本単独ライブ・イベント実績あり | ジゼルが日本語で発信することあり(フランス語・英語も) |
日本在住で日本語コンテンツ・日本公演を重視するなら、LE SSERAFIMが最も充実しています。サクラとカズハの日本語発信は継続的で、日本語バージョンのリリースも早い。IVEも日本市場への力の入れ方が増しており、2024〜2025年のドーム公演は大きな話題になりました。
ファンダム規模と特徴
| グループ | ファンダム名 | ファンダムの特徴 | 公式コミュニティ |
|---|---|---|---|
| IVE | DIVE(다이브) | 楽曲の質への支持が強く、音楽チャートへの貢献意識が高い。レイの日本ファン層も広い | Weverse |
| LE SSERAFIM | FEARNOT(피어낫) | 日本・グローバルファン比率が高い。サクラ・カズハへの日本語ファン多数。ステージへの評価がコアな支持層 | Weverse |
| NewJeans | Bunnies(버니즈) | 音楽リスナー層(K-pop外含む)を広く取り込んだ。2025年以降は状況を観察しながら応援するファンが多い | Phoning・公式SNS中心 |
| aespa | MY(마이) | SM系の伝統的なグローバルファン構造。KWANGYAロアへの深い理解を持つコアファンが多い | Weverse |
あなたに合うグループの選び方
次の質問に答えて選んでみてください。
→ LE SSERAFIM。サクラとカズハが継続的に日本語で発信。日本語バージョンも早い。日本公演の頻度が4組の中で最多。
→ IVE。デビューから2025年まで外れなし。LOVE DIVE・I AM・After LIKEなど曲を聴くだけで世界観に引き込まれます。コンセプトの一貫性も強み。
→ NewJeans(最新活動状況は要確認)。Super ShyやDittoは「K-popっぽくない」と言われるほど壁がない。Spotifyの普通の曲として流れていても違和感がない。
→ aespa。KWANGYAのロアを読み込むほど楽しくなる設計で、単なる音楽ファンを超えた体験を得られます。4人のボーカルは第4世代トップ水準。
どのグループも入口曲が明確なので、まず1曲ずつ聴き比べて直感で選ぶのが一番です。「このMVをもう1回再生したい」と思ったグループがあなたに合うグループです。