COMPARE / ボーイズ

TXTとENHYPENの違い

同じHYBE系の第4世代ボーイズ2組を、コンセプト・音楽性・世界観・メンバー構成・日本活動の5軸で比較します。

比較表

項目TXTENHYPEN
事務所Big Hit Music(HYBE)BELIFT LAB(HYBE・CJ合弁)
デビュー年2019年3月2020年11月
メンバー数5人7人
世代第4世代(第3/4世代境界)第4世代
音楽性ロック・オルタナ・ポップ・メタルダークポップ・ミドルポップ・EDM
世界観文学的コンセプト・「夢」と「青春」の連作ヴァンパイア神話・接続と分離の物語
自作曲一部メンバーが参加(ヨンジュン等)一部メンバーが参加
パフォーマンスエモーショナルな表現・ロックバンド感統率されたダンス・鋭いビジュアル
代表曲Crown, 0X1=LOVESONG, Good Boy Gone BadGiven-Taken, Fever, Future Perfect
日本活動あり(日本語シングル・ドームツアー)あり(日本語シングル・日本ツアー)
ファンダム名MOA(モア)ENGENE(エンジン)
日本人メンバーヒュニンカイ(独/米籍)NI-KI(日本人)

TXT(투모로우바이투게더)について

TXTはBig Hit Music(HYBE)が手がける5人組ボーイズグループで、2019年3月にデビューしました。ヨンジュン・スビン・ビュウ・テヒョン・ヒュニンカイの5人で構成され、BTSの"弟グループ"として大きな注目を集めてデビューしました。

TXTの最大の特徴は「青春」と「夢」を軸にした文学的な連作コンセプトです。「ザ・ドリームチャプター(The Dream Chapter)」シリーズから始まり、「ミニスキュール(Minisode)」「ザ チャプター・オブ・ビギニング(The Chapter of Beginning)」と続く作品群は、J.M.バリの『ピーターパン』、アルベール・カミュの『異邦人』などの文学作品を引用しながら、思春期の孤独・葛藤・連帯を描いています。

音楽的にはロックとオルタナティブポップの影響が色濃く、「0X1=LOVESONG(I Know I Love You)」「Good Boy Gone Bad」などはK-popの枠を超えたサウンドとして高く評価されています。メタルコア的アプローチも取り入れており、同世代ボーイズグループの中でも音楽の幅広さと実験性は際立っています。

日本での活動も活発で、日本語シングル「ロード・トゥ・キングダム」「グッドボーイ・ゴーン・バッド」等をリリースしており、日本ドームツアーも成功させています。ファンダムはMOA(Moments Of Alwaysの略)と呼ばれ、世界中に強固なベースを持ちます。

ENHYPEN(엔하이픈)について

ENHYPENはHYBEとCJエンターテインメントの合弁レーベル「BELIFT LAB」が手がける7人組ボーイズグループで、2020年11月にデビューしました。オーディション番組「I-LAND」で選ばれたジョンウォン・ヒスン・ジェイ・ジェイク・ソンフン・ソヌ・ニキの7人で構成されます。

ENHYPENのデビューコンセプトは「ヴァンパイア」をモチーフにした「接続(connect)と分離(separate)」の神話的世界観で、「Given-Taken」「Drunk-Dazed」「Fever」などのデビュー期楽曲は一貫した物語宇宙を形成しています。その後「Manifesto」「Dark Blood」シリーズへと世界観を拡張しており、コンセプトアルバムとしての完成度の高さが評価されています。

2023〜2024年にかけてよりポップ寄りの路線にシフトし、「Future Perfect(Pass the MIC)」「Sweet Venom」などのキャッチーな楽曲でファン層を広げました。7人のビジュアルの高さとダンスパフォーマンスの精度も人気の要因で、特にNI-KI(ニキ)のダンススキルはグループを超えて認知されています。

日本人メンバーNI-KIの存在もあり、日本での認知度・人気は特に高く、日本語楽曲の充実や日本ツアーの頻度においてもHYBEグループの中で上位に入ります。ファンダムは「ENGENE(エンジン)」と呼ばれます。

どちらから入るか

TXTから入る場合文学・ロック・深いコンセプトが好きな人向け

「0X1=LOVESONG」「Good Boy Gone Bad」などロック寄りの楽曲から入るのが最もインパクトがあります。コンセプトアルバムを順番に追うと世界観の深さを体感できます。K-pop以外の音楽もよく聴く人ほどハマりやすいグループです。

ENHYPENから入る場合日本語コンテンツ・ダンス・ビジュアルが好きな人向け

日本人メンバーNI-KIがいるため日本語コンテンツが豊富で、日本語から追いやすいグループです。「Given-Taken」「Fever」のダーク系入口から「Future Perfect」のポップ系まで幅広く楽しめます。

両方おすすめの理由HYBEのプロダクション力×異なる個性

同じHYBEのプロダクション環境にありながら、TXTの実験的サウンドとENHYPENのコンセプトビジュアルは全く異なる魅力です。両グループのMVとパフォーマンスを比べると、K-popの多様性が分かります。